
足立区舎人5-5-12
さて、金庫の処分相場についてみていきたいと思います。
金庫は処分が非常に困難なものです。
粗大ゴミとして引き取ってもらえないことが多く、またそもそも持ち運びは不可能ですから、かなり困りますよね。
処分となると、専門の業者かリサイクルショップ等に頼まざるを得ないでしょう。
その際に、先にしておきたいことがあります。
金庫の大きさを測っておきしょう。
自宅の金庫の大きさ(縦×横×高さ)の正確な寸法を測ります。
次に、中身が空の状態で、金庫の重さを量ります。
なぜこれをするかというと、金庫のサイズ、重さによって処分する場合の料金が変わってくるからです。
ここで自分の金庫がいくらくらいで引き取ってもらえるものか検討を付けておくのがいいでしょう。
さて、リサイクルショップに頼んだ場合、おおよその目安ですが、1kg当り120円~150円前後かかります。
家庭用の金庫であれば、30cm×30cm×40cmで10,000円~12,000円前後になります。
2人で運ぶ中型金庫、40cm×45cm×50cmで、12,000円~15,000円前後が目安です。
ただし、金庫1点のみの処分の場合、出張費が別途かかったり、大型の耐火金庫の場合、スタッフが2名以上、必要な場合は、作業費用が加算される場合が有るので、注意が必要です。
また、400kgの耐火金庫の処分を業者にお願いする場合、搬出する際に、金庫を持ちあげる為の油圧リフトやユニック車の準備が必要になりますので、搬出費のみで、大体30,000円~35,000円前後かかります。
大型の金庫を処分する場合、ひよっとすれば処分総額100,000円を超える場合もあるかもしれません。
専門業者の中には、金庫を一律料金で引き取ってくれるところもあります。
しかしこれはあくまで家庭用の金庫のみ。
業務用の金庫や大型の金庫はやはり専門の業者に頼んで来てもらわなければなりません。
金庫の回収には、他の家具家電よりも費用がかかることがわかりました。
よって、無料で回収してもらうことはほぼ不可能でしょう。
いかにしてお金をかけずに処分するか、悩ましいところです。
ひとまず、金庫をリサイクルショップ等に売ってるのもいいのかもしれません。
金庫の売却を希望する場合には、メーカー、型番、年式、カギが使用可能かどうか、取扱説明書の有無、等、前もって調べておいた方がスムーズにいきます。
しっかり調べたら、すぐにでも売りにいきたいのですが、重ければやはり回収に来てもらわなければなりませんよね。
しかし、買い取り料金より回収・運搬費用の方が高くついたら、結局金銭的なことだけをいえば損したことになります。
先に回収・運搬費用がどれくらいになるのか、聞いておいた方がいいのかもしれません。
では、オークションに出品してみるのはどうでしょうか。
これも、例え出品して買い手がついたとしても、金庫はやはり一人で運搬はできません。
やはりここで運搬費用が発生します。
これが実は、売った値段より高くつくことが多いのです。
金庫を捨てるとなれば、非常に厄介なので、捨てる前に何かに再利用できないか、また、会社・団体等に無料で譲る代わりに運搬してもらえないか、その辺りも頭に入れてから、処分を考えてもいいのかもしれません。
よって、あまりにもお金がかかるようであれば、金庫は捨てずに再利用してみましょう。
そもそも金庫は、スペースがあり、収納には適しています。
あまり使うことはないけど、思い出としてとっておきたい物とかあれば、使わなくなった金庫に収納するのもいいのかもしれません。
他にも、人に見られたくない日記や、今の流行りでいえばマイナンバーカード等を収納しておくにも、金庫が余分にあった方がいいかもしれません。
金庫を捨てるとなれば、必ず相応の費用を覚悟しなければなりません。
それより、先に何か使い道はないか、捨てずに済む方法は、いろいろ考えてみましょう。